社長ブログ

大地震に備えた準備(1)2018.10.26

今回は、大地震に備えご自身で日頃からできることを

簡単にまとめてみました。

先ずは「食料」について。

日頃から食材を多めに買い、食料をストックしておく。

大地震が発生すると、物流のルートにも影響がでてき

ます。食料はもちろん、生活必需品が必要な時に常に

手元にあるのは、24時間365日稼働し続ける物流網が

あってこそ。 幹線道路が復旧しないことには、物流

網が稼働できません。

併せて、度重なる地震で被害規模が拡大する建物以上

にクローズアップされるのが『水』『食料』といった、

日頃は当然のように手配できているものの供給が止ま

ってしまうこと。

『住まい』はもちろんですが、水や食料がなくては、

災害が発生した直後は無事だったとしても、救援の手

が届くまで生きていくことすらできません。

でも、味気ない非常食を備蓄していても賞味期限切れ

の問題があったり、そもそも肝心な時に非常食を取り

出せない可能性もありえます。

公的支援物資は、すぐには届かないかもしれませんし、

コンビニなどでも、即商品がなくなってしまいます。

そこでお勧めは、日頃から多めに食材を買っておいて、

おおよそ1週間分のストックを用意する。

食べ慣れた食材やお菓子を多めに用意しておくことで、

大災害が発生しても支援物資が届くまで凌げそうです。

1週間分と聞くと急にハードルが上がるように思いがち。

でも、冷蔵庫の中をはじめ、台所周辺に、日頃買い置き

している食材に目を移せば、1週間分の備蓄とも考える

ことができます。

最初の3日間は、冷蔵庫の中のものを食べるだけで凌げ

そうですね。次の3日間はストックしている保存がきく

食材でまかないます。

非常食というと「気が付いたら消費期限が大幅に過ぎて

いて全て廃棄した」といった失敗が起こりがち。

ストックは非常食を兼ねる食材を用意しておき、消費

したら買い足し、常に家庭に新しい非常食を備蓄して

おきましょう。この方法なら普段から食べているもの

が大規模災害時の食卓に並び、安心できます。

それ以降は、乾物や発酵食品、インスタントヌードル、

フリーズドライ食品、チョコレートなどで乗り切る。

更に調理方法もストックしておけば、「おいしい食の

備え」が出来上がります。

「食料」をストックする際に、気になるのが収納。

次囘は、キッチン周りの収納計画についてお話したい

と思います。