社長ブログ

建築のあれこれ「安い家・高い家 その2」2017.01.26

前回は、土地についお話ししましたが、

今回は建物についてお話します。

形状は、四角形、それも正方形に近ければ近いほど安く

建てることができます。

同じ床面積であれば、正方形が最も外壁が少なくて済む

わけです。建物の大きさは、スケールメリットが働きます

ので、建物が大きければ大きいほど坪単価は安くなります。

ローコストな狭小住宅を希望される方が少なくありませんが、

この場合、総予算を抑えることができても、建物が狭い分、

坪単価としては高くなります。

また、大きな建物を建てられる土地は、その分建物周りに

余裕があり、斜線制限がかかりにくくなります。

ただし、二世帯住宅や賃貸併用住宅のようにキッチン等の

設備が複数セット必要になる場合はスケールメリットは働き

にくくなります。

階数は、2階建てが最も安く建ちます。

平屋は床面積に対して基礎(鉄筋コンクリート造)や屋根の

面積が広いために割高になり、3階建て以上は準防火仕様の

コストや杭工事、地盤改良等にコストがかかる可能性があり

ます。

◆結論

幅のある前面道路に接している高低差のない正方形の土地に、

ある程度以上の大きさの正方形の木造2階建てを、単世帯で

建てるのが床面積あたりの坪単価が最も安くなるということ

ができます。

特に、規格住宅であるハウスメーカーの場合、建物の形が

複雑になった場合の価格上昇幅が大きくなる傾向にあります。

ただし、安く建物が建つような好条件の土地は、その分地価が

高くなりますので、常に土地・建物を合わせた総額での比較を

忘れないようにしてください。