社長ブログ

失敗事例から学ぶ家づくりの秘けつ(11)2016.09.15

イメージと違う、こんなはずでは・・・

「クロスの色合いが思っているものと違う」

「照明器具が予想より高級感がなく残念」

こんなふうに、イメージと実物に大きな違いを感じる

ことがあります。

その原因のひとつは、住宅会社が過度な期待をさせて

しまうところにあります。

家づくりを依頼する側が過度な期待を抱かないように

するためには、どうしたらよいでしょうか?

打ち合わせと違う、と失望しないために次のポイントを

心に留めておいてください。

●売り手が買い手に対してメリットを強調するのはよく

あることです。ですから、買い手側が、商品のメリット

だけでなくデメリットもよく知っておくことが大切です。

「この外壁のデメリットは何ですか?」

「このクロスを選ばなかった人はいますか?」

デメリットを確認した上で決めると、後悔することが

少なくなります。

●実際に近い環境で確認すること。

たとえば、クロスは次のようにして確認しましょう。

南側の部屋で使うクロスは、明るい太陽の光線に当てて

どんな色なのか確認します。北側の部屋で使うクロスは、

蛍光灯の光の下で確認することです。

また、外壁は、さまざまな天候のもとで確認しましょう。

雨の日、晴れの日、曇りの日、それぞれどんな色合いに

なるか、目で見ることです。

本来ならば、クロスや外壁も家一軒分貼ってあるような

サンプルから選べたらベストですが、それは不可能です。

が、実際の条件でどうなるのかを確認する工夫の余地は

あります。