社長ブログ

家を建てる段取り(19)2016.03.18

工事が始まったら

さあ、いよいよ工事開始。これまで設計図や設備選び、パース

などでイメージしていた家の工事が始まります。

ご近所への挨拶もすませ、一段落している頃かもしれません。

地鎮祭や上棟式を予定しているのなら、あらかじめ住宅会社に

伝えておくと、日程も決めてくれてスムーズに進みます。

地鎮祭は、整地後、着工前の吉日に行われるのが一般的です。

吉日といっても大安に限らず、工事を始めるのに吉日とされて

いる「建築吉日」があります。

上棟式は、柱や梁などが組みあがり、家の骨格ができたときに

行います。

いずれも安全を祈願して行うもので、神主さんや職人、工事

関係者にご祝儀やお酒を振る舞うこともあるようですが、

地域によって異なりますので住宅会社に聞いてみることです。

[建築吉日]

たつ・・・開店、移転、柱建て、棟上げ、新規事業開始など

すべて大吉

みつ・・・建築、移転、開店、祝いごとすべて吉

たいら・・・地固め、柱建て、祝いごとすべて円満

さだん・・・建築、移転、開店、新規事業開始などすべて吉

なる・・・新規事業の開始は吉

ひらく・・・建築、移転、開店すべて吉

暦とは何種類もあり、サイトにある建築吉日とは「十二直」と

いう暦を基に決められています。これは日本全国共通です。

施工側のいう「日が良い日」は、十二直ではなく、一般的な暦

「六曜」での日柄だと思います。

どちらを重視するかには決まりがありません。

ただ、建築業界では「三隣亡」は「三軒両隣みな滅ぶ」といわれ、

恐れられ、大工でもこの日の上棟は避けたがる人が多いです。

大安でも三隣亡ならやめておいた方がいいかもしれませんね。