社長ブログ

家を建てる段取り(17)2016.03.04

いろいろな契約

一軒の家をつくるためには、複数の相手と何種類もの

書類を交わし、契約書に署名・捺印することになります。

売買契約・工事請負契約のいずれも、契約書には実印が

必要です。

もし、実印の用意がなければ、早めに住居地の役所で

印鑑登録を済ませておきましょう。

土地と家の他に、住宅ローンを利用する場合には更に

ローンの契約も発生します。

借入先が複数という場合もありますので、その都度々

手続きの回数や書類が増えていきます。

どの契約においても事前に書類を受け取り、目を通して

おくことが大切です。

解らないことがあれば、どんな小さなことでも契約前に

担当者に確認しておきましょう。

押印すればその内容に完全同意したものとみなされます。

土地は候補の場所を比較検討し、購入する物件を決めたら

手付け金を支払い売買契約へと進み契約書を交わします。

工事契約では、契約全体の内容を明記した工事請負契約書

の他に工事の約束ごとを纏めた約款、見積書、建築図面と

いう四種の書類があります。

いずれもとても大切な書類ですので、家が完成した後も

しっかり保管しましょう。

会社によっては、家のプラン作成の段階で設計契約書を

交わすこともあります。

これも契約ですので事前によく目を通しておきましょう。