社長ブログ

防蟻処理によるシックハウス(2)2019.11.29

前回の続きです。
新築の場合、防蟻処理は比較的初期に施工されるため、
「臭気は、工事完了時には、ほぼ揮発していますから
臭いません」と以前はよく言われていました。
が、これって完全に詭弁ですよね。
実際、臭いは数年間抜けません。日にちの経過と共に

薄くはなってきますが、体に悪影響を与え続けること

は変わりません。
また、5年後には再防蟻処理の時期がやってきます。
入居後の防蟻処理(薬剤の再塗布)は、家族が健康に
暮らしている真下で薬剤を塗布するのですから、その

薬剤によっては被害が出ることがあります。
業者に依頼して床下の防蟻処理(化学物質の再塗布)
を行った直後「何だか目がチカチカする」「喉が痛い」

「頭痛が治まらない」・・・などの経験をされた方が、

いらっしゃるかもしれません。
これが、いわゆる防蟻処理剤(化学物質)に起因した

「シックハウス」です。
有害な物質なら防蟻処理はやらなくても良いのでは?
と思う方も多いはずです。
化学物質による防蟻処理はしないほうが良いのです。
しかし一方では、防蟻処理をしないと、白蟻に大切な

土台や柱を食べられてしまうのではと不安に思う方も

いらっしゃいます。そこで最近導入されたのが、自然

素材による防蟻処理です。ではそれがどんなものか?

次回お話します。