社長ブログ

外壁の塗装リフォームに失敗しない方法(3)2019.08.09

なぜ外壁は塗り替えが必要なのか?
皆さんも既にご存じのことと思いますが、日本の住宅の

平均寿命は24年、米国・カナダでは44年、欧州では

70年を越えています。家も人間の体と同じように油断

すると病気にかかりますし、日本独特の高温多湿な気候、

台風などの被害から守れなくなった背景があります。
常日頃の手入れが大切なのですが、余程不便がない限り、

家のメンテナンスを行わなくなつてしまいました。

家を外側から守るのは外壁の耐久性です。
雨が当たり湿気を吸い、夏は強い陽ざしに晒されます。
また、台風時には風雨が容赦なく襲い、時には物が飛ん

できて外壁を傷めることが起こります。
例えば人間の肌が強い太陽の紫外線で傷んだり、害虫に

刺されたり、火傷をしたり、擦れたりした時、何らかの

処置をしますよね。

外壁は人間の肌より何十倍も丈夫ですが、何度も被害に

あうと見えない小さな傷が付いてきます。そして限界を

越えると、ひび割れや欠けが発生して、驚くことにそこ

から風雨が入り込みます。放っておくと外壁だけでなく、

内壁との間に雨が染み込み断熱材を濡らし、大切な構造

材にまで至り、家そのものの耐久性を損なうことになり

ます。(構造材が腐ってしまう)
これは決して大げさではなく、雨漏り被害を受けた家の

悲惨さを何度も見てきた経験を書いています。
お住まいになってお判かりのように、外壁は年々色褪せ

てきて、家の外観イメージがどんどん悪くなってきます。
思い出して下さい!
皆さんが家を新築され、ご入居された時のことを。
家族全員が誇らしげで、団欒に花が咲き、家族が仲良く
なったはずです。
もう一度、家を建て替えられれば最高でしょうが、そう
簡単にはいきません。しかし、外壁を塗り替えることは、
そんなに難しいことではありません。
新築の何十分の一の費用で、見違えるようになります。
外から見れば、まるで新築したのと同様です。
家を守ると言う物理的なことが、一方で美観を取り戻し、
気持ちを快適にする癒しの効果もあるのです。
次回に続きます。