狭小住宅:東京都 板橋区 T邸
T邸(板橋区) 敷地面積:36.78㎡(約10坪) 延床面積:56.56㎡
※2×4(ツーバイフォー)工法
設計ポイント
東京都板橋区のT様の家づくりを考える上での一番の問題は狭小地における斜線制限でした。
その斜線制限とは・・・
・敷地は4m以上(6m以上)の道路に接していないと建物は建てられない
・道路に面した敷地に建物を建てる場合は道路斜線制限(※1)という高さ制限を受ける
(前面道路の幅員によって建てられる建物の高さが決まる)
・用途地域は第一種中高層住宅専用地域の為、北側斜線制限(※2)という高さ制限を受ける
※1 道路斜線とは道路の反対側から引かれる斜線による制限のことで、この斜線内に建物を建てなければなりません。また、建物を前面道路の境界線よりセットバック(後退)した場合は、セットバックしたのと同じ距離の部分からの斜線制限となります。
※2 北側斜線とは北側の隣地に対して日当たり・風通しを維持する為に斜線の内側に建物を納めなければなりません。
そこで、敷地を有効に生かすために2×4工法(3階建て)を採用しました。
前面道路セットバック、道路斜線、北側斜線をクリアするために「半地下」にし、デッドスペースを極力省き、階段下や勾配天井部も有効利用しました。
◆T様の希望
・奥様が好きなときにお茶を楽しめるよう水屋付の和室を作ること
・ガレージを設けること
◆狭小住宅:東京都板橋区T様邸 物件スペック
・所在地 東京都板橋区
・家族構成 夫婦2人
・法規 用途地域 第一種中高層住居専用地域
・高度地区 第二種高度地区
・建ぺい率 60%
・容積率 200%(160%)
・構造・工法 2×4(ツーバイフォー)
・基礎 半地下 ベタ基礎
・規模 地上3階
・床面積 1階 21.66m2
・2階 21.66m2
・3階 13.24m2
・延床面積 56.56m2
・竣工 2005年12月
◆外観(斜線勾配屋根)
現況の狭小地は全面道路が4m未満の為セットバック(後退)、更に道路斜線規制緩和の為セットバック(後退)
※画像クリックで拡大
◆玄関(半地下)
また道路斜線・北側斜線をクリアする為に「半地下」を採用することで悪条件の中、狭小地(約11坪)なのに延床面積を最大限確保する事ができました。
◆内部
奥様が好きな時にお茶を楽しめるように、和室に水屋を設けました


