社長ブログ

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建築のあれこれ「家づくりは誰とすればよいのか?」

家づくりのイメージが固まったら、住宅会社選びを考えましょう。

住宅会社は家づくりのプロ。判らないことを何でも気軽に聞けて、

どんな家をつくりたいか、よく理解してくれるパートナーを選び

たいものです。

大手のハウスメーカーの場合は、社内に各方面の専門家を抱えて

いて、資金計画から入居後のアフターサービス、改築まで相談に

乗ってくれるというメリットがあります。

しかし一方では、画一的な家になりがちというデメリットも。

自分らしい家を求めてオプションを追加していくうち、気がつい

たら当初の予算を大幅にオーバーしてしまう、などということも

あります。

その点、地元の工務店や個性的な家づくりをする住宅会社などは、

作り手の顔が見える安心感と、デザインや間取りに融通がきいて、

納得して自分らしい家づくりができるというメリットがあります。

ただし、会社によって特徴が強く、得意不得意が大きく分かれる

場合がありますので、その会社の評判を聞いたり、実際に建てた

家を見たりして、十分に検討しましょう。

また、土地探しを並行する場合には、土地のローン審査用に家の

プランが必要になります。ローンの実行には1〜2ヶ月程度かかり

ますが、その短期間に住宅会社を探し、大慌てでプランを作った

のでは、後悔することにもなりかねません。

思った通りの家づくりをするためにも、土地探しよりも先に住宅

会社を選びましょう。

気に入った住宅会社と出会えたら、皆さんの家づくりの第1歩は

成功と言えます。
土地探しと同様、慎重にお選びください。

建築のあれこれ「イメージと現実の落差にがっかり!」

私の建てたい家は、こんな家ではなかった・・・?

完成後、当初のイメージとの落差にがっかり、といった

失敗事例は、残念ながら少なくありません。イメージと

実物の落差は、一体どうして生じてしまうのでしょう。

家を建てたいと考えた時、どなたも一度は住宅展示場に

行かれるのではないでしょうか。

でも、そこに並んでいるモデルハウスは、見せるために

作られたものです。うっとりするような高級家具を配し、

キッチンにはハイグレードな素材を用いていたり・・・

何度もモデルハウスに通ったとしても、それは実物の家

とは違います。重要なのはモデルハウスではなく実物の

家を見ることです。

実物の家とは、住宅会社が実際にお施主さんの為に建築

した家のことを指します。

ですから、
1.実際に住む予定である住宅
2.実際に検討しているものと同じグレードの住宅
この2つを満たしている家を見て下さい。

こういう家を見ている人は、自分の建てる家をイメージ

しやすいのです。モデルハウスを見ると、それと同様に

豪華な家になると錯覚しがちですので、グレードの同じ

家を見るのが現実的です。

普通、間取りの作成が始まると、住宅会社はいろいろな

資料を提供してくれます。資料を冷静に分析できる人は

よいのですが、一般の人は、きれいに作られたカラーの

平面図や立面図、パース図面などを目にするとつい夢を

描いてしまいます。そして自分の建てる家がカタログの

ようにでき上がると錯覚してしまいます。

家ができたら、夢からさめてしまった!
現実に建った家は、思い描いていたものと全然違う!

そんな失望を味わわないために、実物の家をしっかりと

見学することをお勧めします。

建築のあれこれ「契約後に知るオプション工事!!」

いざ家づくりを始めようとすると、プランニングばかりに

気を取られオプション工事が必ずあると言うことを忘れて

しまいがちです。

オプション工事の項目は、多い会社もあれば少ない会社も

ありますが、オプション工事が発生するということ自体に

気づくのが契約後だったという例が多々あります。

オプション工事が多い会社には注意すべき特徴があります。

それは、オプション工事の説明をするタイミングが、工事

契約した後ということです。

契約前にオプション工事があることに気づいているとか、

事前にオプション工事の詳細説明があれば契約を考え直す

こともできますが、多くの場合、契約後にオプション費用

が別にかかるということに気づくのです。

契約前に引き返すには契約を続ける何倍ものパワーが必要

になります。こうなると、仕方なく打ち合わせを続けて、

工事費用捻出のため予算の見直しが強いられてしまいます。

こんな失敗を防ぐには計画している家の仕様を相手に伝え、

見積もり内容をきちんと確認することが大切です。

「どの工事がオプションなのかは、打ち合わせの段階で

しっかり確認しておくべき」です。

くれぐれもご注意ください!!

建築のあれこれ「相見積りにご注意を!!」

最近、不景気の影響もあるかもしれませんが、相見積りを

する方が増えてきました。これは、別に悪いことではない

ですし、1円でも安くというのは人間の心理だと思います。

しかし、この相見積り・・・実は危険な要素を含んでいる

のです。現に、相見積りが増えだしてきてから

「初めは安いと思ったけど最後には結局高くついた」
「値段は安かったけれど、工事の質が悪かった」

などという話を聞きます。

「値段も安かったし、工事も良かった」という声は残念

ながらあまり聞きません。これは何故でしょう?

例えば車や電化製品などは品質が一定で仕様も一律の為、

単純に値段の比較ができるのです。

中身の細かい部品の値段などは知らなくてもそう失敗する

ことはありません。

ところが建築工事の場合は全く訳が違います。

必要な工事を分類すると、解体工事、解体ごみ処分費用、

基礎工事、大工工事、設備配管工事、電気工事、内装工事、

設備機器、サッシ工事、外装工事、美装工事などなどです。

これだけの工事内容の見積りを、4社も5社から集めても、

果して一般の人が判るでしょうか? もちろん合計金額は

すぐ判ります。あとはせいぜい定価のある設備機器位だと

思いますが、これだけで業者を決めるなんて正直無理です。

おそらく大半の人が最終的には合計金額で決めるでしょう。

これが間違いの始まりです

当然、相見積りという時点で、各業者は合計金額をいかに

下げるかに全精力を注ぎます。

ある業者は、外部の配管工事を見積りに含めないかもしれ

ないし、別の業者は・・・? かもしれません。

ですから、合計金額だけ見て飛びつくのは非常に危険なの

です。

仕事を受注する為に、値段は安いけれど品質はお構いなし

という業者も出てきていますので、お客様自身も単に金額

だけで判断するのではなく、しっかりした目を持つことが

求められていると思います。

こころ無い悪徳業者にはくれぐれもご注意くださいね!!

建築のあれこれ「暮らし方いろいろ!」

この頃は、少子高齢化や晩婚化と非婚志向の増加

などにより家族の在り方も様々に変化し、それに

伴い暮らし方も人それぞれ、という流れになって

きたようです。  今までの家づくりでは、

「LDK+家族数分の居室」で充分という考え方

でしたがそれでは対応しきれなくなっています。

こうした背景から、住宅は単に住む所だけでなく、

ライフスタイルそのものを見直す、ということが

必要になってきました。

新築はもちろん、中古住宅・マンションを快適に

するため自分流にリフォーム・リノベーションを

考える人達が増えてきたのもこのためです。

「ライフスタイルの提案」を考えて見ますと

・家族の行動がどこからでも確認できる
・子供がどこででも勉強できる
・仲間と集う空間(趣味・ホームパーテー等)
・自然とのスローライフ
・ペットとの共同生活
・快適アシストの暮らし(介護)
・可変性の有る家づくり
・二世代が暮らす家や、共働き世帯の家
・孫の近くに住みたい

等などたくさん考えられます。

非婚や晩婚により親の家に住み続ける単身者が、

都心部を中心に増えている傾向も見られます。

「親+子供」でなく、「二世代」「三世代」の生活

提案として、快適に暮らせる家づくりを進めていく

ことが大事だと考えます。

建築のあれこれ「家づくりに落とし穴」

土地購入後の家づくりには「落とし穴」がある?

落とし穴と聞くと不安になるかもしれませんが、実際に

よく聞くお話です。

土地購入後に注文住宅を建てようとお思いの方の大半は、

不動産会社へ土地探しを依頼し土地購入を先に済ませて

いました。

しかし、そこが落とし穴・・・

・土地への予算がオーバーしてしまった。
・その分、家づくりの建築費が圧縮されてしまった。
・土地に建築の制約が多く希望間取りが入らなかった。
・想い通りの家づくりが出来なくなってしまった。

などなど・・・

つい先日、当社でも土地購入費用がかさみ、建築予算の

制約を受けた家づくりで悩んでいらっしゃる施主様から

ご相談を受けました。

(不動産屋さんから「建築費は〇〇万で出来ますよ」と

言われたのでその土地を購入してしまったが、実際には

希望する間取りが確保できず悩んでいる)

なぜ・・・

それは、事前の準備不足や確認不足が原因です。
・何も調べず土地探しからスタートしてしまった。
・土地の契約前に、プランニングをしていなかった。
・建物の希望予算がいくらかを理解していなかった。
・土地と建物の予算配分がはっきりしていなかった。
・相談できる家づくりのプロが傍にいなかった。

後悔は経験者にしかわかりません。

今までは、 “不動産購入→家づくり” が一般的と

考えられてきましたが、これからは

“家づくりの予算組み→不動産購入→家づくり”

手順になってほしいのです。
・家族構成やライフスタイル(通勤や通学・趣味など)
・家づくりのイメージやこだわり
・希望の住宅を建築した場合の予算確認
・土地と建物の予算配分

こうした、事前確認を充分に行い、土地探しをされる

ことをお勧めします。

お判りにならないことは、いつでもご相談下さい。

建築のあれこれ「常識を疑う!?」

考えてみると、ふだん生活している時でも、仕事をしている時

でもついつい「そんなの常識」と言ってしまうことがあります。

でも、その常識は本当に正しいのでしょうか?

もちろん正しいこともあると思います。しかし、今まで惰性で

それが正しいとも間違いとも考えずにやってきたことも多いと

思います。

たとえば、住宅業界でも、良い家は高い!、安い家は悪い!、

こんな話をよく耳にします。

しかし、この常識も本当に合っているのでしょうか?

高くてもいい加減な家もありますし、もちろん安くても良い

家もあります。

私達も、お客様の家を建てさせていただく際にはいろいろな

工夫をし、品質を落とさずに価格を抑えるという努力をして

います。けれど、この品質を落とさずに価格を抑えるという

のは本当に大変なことです。 でも出来ることもあるんです。

ですから、

高い家は良い、安い家は悪い、という常識は間違っている

と証明できます。

残念ながらやっぱり価格が安いというだけのいい加減な家も

ありますが・・・。

ただ、今は価格破壊の時代になり、昨日まではこの位の価格

なら適正というものが、次の日になったら不適正というのも

よくある話です。

今や銀行がつぶれ、常識が通らない時代ですから常識、常識

と言わずもう一度見つめ直すことが必要かもしれません。

また、それをしないとこの厳しい時代を生き抜いていけない

と思います。

今まではこうやってきたからとか、こんな常識はずれなこと

をしても世間から受け入れられないだろう、等など消極的な

ことを考えずに常識にとらわれることなく前に前にと進んで

いけたらと思います。

そうして常識を壊していくと、今度はその壊したものが常識

へと変わってくると思います。

ずいぶん大きなことを書きましたが、本当にそんな風に思う

今日この頃です。

建築のあれこれ「金額だけでは決められない!」

今回は、数社の建築業者から相見積りを取り、比較する

際に気をつけなければいけないことについてお話します。

「各社からの見積りを比較検討しようと思ったけれど、

各社とも見積書の書き方が違い、合計金額での比較しか

できないがどうしたら良い?」という相談を受けました。

住宅業界では特に統一された見積り形式というものは無く、
・坪単価〇〇万円(40坪基準)
※坪単価は、坪数が減ればその分上乗せされます
その他はオプション一式〇〇万円
・本体工事費は〇〇〇万円
その他付帯工事費は別途〇〇万円
・材料費と人件費を分けている
・各工事項目金額が一式金額となっている
・各工事項目が単位面積等で表示されている

業者の経費も同様で、
・工事項目とは別に記載してあるもの
・一部を各項目に上乗せして記載してあるもの
・全てを各項目に上乗せして記載してあるもの
など様々です。

ですから一般の方が数社の見積書を比較検討するのは

まず不可能に近いと思われます。解決方法としては、

非常に難しいことですが、見積り書を出してもらう際、

各会社に見積り書の形式を合わせてもらうよう依頼を

することです。そうすることでに、どんな工事項目が

あり、どの商品を使い、工事範囲は何処まで?等など

内容を細かく比較することができます。

これが重要なポイントの一つです。

しかし、先にも書いた通り単純な金額の比較は経費の

乗せ方等、会社によって違う以上、あまり意味があり

ません。

ではどうしたら良いのか・・・・?

当社では、家を建てる方が冷静な判断と的確な行動を

起こしていくために必要な情報をこれからも発信して

いきたいと思います。

もし、判断に迷っているならいつでもご相談下さい。

 

建築のあれこれ「ちょつと気になる話」

最近、ひとつ気になる話を耳にしました。

それは、宅地の造成の際に産業廃棄物等を埋めて

しまった為、数年後臭いがでて住民が大変困って

いるそうです。これは本当にひどい話です。

今でもこんなことがあるのですね。

実際、お客様としては購入する時、そこの造成に

どんな土を使い、地面の下はどうなっているかは

造成をした業者にしか分かりません。

業者のモラルの問題?と言ってしまえばそれまで

ですが本当にひどい話です。

家とは本当に一生に一度の高価な買い物ですから、

業者任せにせず、少しは建築の一般的知識を身に

つけることも必要だと思います。

知識をふりかざし、業者を言いくるめるのは問題

ですが、無いよりはあった方が良いと思います。

満足できる家づくりをするためには、まず失敗を

しない家づくりを勉強することが大切です。

「家づくりに失敗した」という声を少しでも減ら

せるよう、当社では皆さんのお役に立てる勉強の

場をできるだけ多く提供したいと考えています。

皆さんのお知りになりたいことは何ですか?

疑問・質問何でも結構ですから教えて下さい。

ご家族の安全や安心を最優先した健康な家づくり

について一緒に勉強しましょう!!

建築のあれこれ「最終的には予算?」

当社『やすらぎ通信』を毎月お読みいただいている方から

「近所に、土地付き中古住宅の売り物件が出ているので、
一緒に見てほしい」との依頼があり同行しました。

35坪の土地に築17年のツーバイフォー工法の3階建て。

タイル張りの外壁はまだきれいでしたが、1階部分を印刷

会社事務所として使用するため、イメージがわきにくいが、

2階、3階が住居になっており間取りは十分。

けれど、購入してもそのまますぐ住めるというわけでなく

どうしてもリフォームが必要なため、その費用を上乗せ

すると予算オーバー!

・交通の便はよし
・環境もまずまず

悪い物件ではないけれど、やはり最終的には予算が・・・

自分達の希望する物件を探すのはなかなか大変ですが、

家は家族の安全を守るものです。

慎重に考えていただきたいと思います。

当社で役に立つのであれば何時でもお声掛けください!

建築のあれこれ「分譲チラシにご用心⑤」

「建築家が集客のカギ?」

最近、大手ハウスメーカーも「建築家と家を建てる」と

いうようなイメージ戦略をとるところが数多くあります。

新聞広告やチラシでも、複数の建築家から選べる新しい

建築システムなどを宣伝をしています。

(もちろん、地域によって違いがあります)

その多くは、すでに建築する住宅会社が決まっており、

土地と同様『建築条件付き建築家利用システム』とでも

いうようなものです。

この仕組みは、建築条件付きで土地の販売をするよりも、

はるかに住宅会社のリスクが減り企業イメージも高まり

ます。

土地仕入れのリスクも無くて、建築家を希望するお客様

だけにその設計料を負担してもらえばいい、というわけ

です。住宅会社にとっては堂々と設計料を申し出ること

ができます。設計料負担が大きいという印象を持たれる

お客様には、従来の設計施工を提案し、いずれにしても

自社で施工が担当できるのです。

展示場もいらず、土地を仕入れる必要も無い。

規格プランが多く自由設計ができないという汚名も返上

できます。しかも「建築家」という第三者が入ることで

安心感まで演出しています。

住宅会社側には大変都合の良い「仕組み」です。

後は、イメージのいいチラシや広告などで相談会を演出

すればOKです!

これでお判りになりますか?

「イメージを利用している」のですが、建築家の多くは、

今のところその点にあまり気づいていない様子です。

ところで、「建築家」って誰が認定するのでしょうか?

テレビや雑誌、ネットなどで数多くの自称「建築家」が

「作品事例」と称して、設計した事例を紹介しています。

「作品」です。「設計」ではなく・・・

 

建築のあれこれ「分譲チラシにご用心④」

前回、分譲チラシの落とし穴を紹介しました。建築家の

設計した『デザイナーズハウス』を前面に出すことで、

消費者の購買意欲がかきたてられます。しかも土地付き

一戸建てが、頭金・ボーナスゼロで月々7万円台・・・

まさか、宅建業法違反の広告とは、一般消費者は気づか

ないでしょう。都庁に赴きチラシの内容確認と業者名簿

の閲覧をしました。そうしたら・・・

でも、建築を専門とする一級建築士が、

「土地取引は専門外だから宅建業法違反とは知りません

でした」というのは、一般消費者には考えられないこと

でしょうね。

また、設計監理の「監理」とは、どんな業務でどこまで

責任範囲なのか・・・

仮にお引渡し後、施工上の問題が起きた際は、総責任者

として、工事費の負担も含めて責任を取れるのか?

「私は設計だけしたので、施工については工事業者に聞

いて下さい!」

これでは、不祥事を起こした企業トップや政治家と何ら

変わりません。

契約上、設計と監理の見積項目を分け、発注者の都合で

「設計だけを依頼」したのであれば、施工については

「業者の責任」といって、逃れることは可能でしょう。

しかし「設計監理料」までしっかり貰っていたら??

監督責任として、少なくとも監理料は返金するくらいの

気概は欲しいですね。

残念ながらそんな設計者に私は会ったことがありません。

建築のあれこれ「分譲チラシにご用心③」

今回は「おとり広告」についてお話しします。

昨年、相談を受けたお客さまも、チラシで見に行った土地が

気に入り購入を決意!! しかし、土地の所有者が全く別だと

気づいたケースがありました。

たまたま所有者だと聞いた人が仕事関係の知り合いで電話で

確認したのです。(不動産業者のウソが発覚!!)

このようなものを『おとり広告』といいます。

「え~、でも建物はフリープランで、土地購入が決まって

設計をする『建築条件付き』の土地分譲もあるでしょう?」

そんな声が聞こえてきそうです。

そうなんです!

『建築条件付き』のように、3ヶ月で工事請負契約に至らな

ければ契約が停止という条件が付いていれば消費者の保護は

可能です。

不動産の売買契約でも、条件によってはクーリングオフも

出来るのです。

このような広告で、欲しい物件だった場合は、まず広告主を

みましょう。このチラシの場合は、企画・媒介が2社。

売主・事業主の表示はありません。

宅建業の認可番号は ■東京都知事(1)第○○○○号

2社とも、知事のすぐ右の数値が(1)で会社名はカタカナ。

何業をやっているのか分からないような名称です。

この数字は、宅建業登録の更新回数(5年毎)を示している

ので、まだ、宅建業として業務を始めて日の浅い会社という

ことになります。

念のため、都庁に行き、業者名簿を閲覧しました。代表者の

経歴や会社の財務諸表、行政処分歴など誰もが閲覧できます。

そうすると、いろんなことが見えてきました・・・・

建築のあれこれ「分譲チラシにご用心!②」

この広告は、もしかして『宅建業法』違反?!

「青田売り」

最近、学生の就職も厳しくなっていますよね。

バブル経済華やかかりし頃には、優秀な学生を早く

確保しようと『青田買い』という、就職協定を破り

早く内定を出す企業がありました。

住宅・不動産業界では、逆に「青田売り」という

ことばがあります。これは、業界の協定を破って

早く売りさばいてしまおうというものです。

マンションや建売住宅は、業者側が土地を入手し、

お客さんが入居するまでに、かなりの月日が経過

します。その間、設計費用や建設コスト、会社の

経費や金利負担などが掛かります。

企業側としたら早く広告を出し営業活動をしたい

訳です。できれば、建築着工前にお客さんを見つ

けておきたいと考えます。建ててしまってから、

「売れなかった」では大変ですからね。

そこで『宅地建物取引業法』という法律で一定の

ルールを決めています。まだ建物が建っていない

「青田売り」の物件を広告する場合の制限です。

『宅建業法』では、未完成の宅地や建物は、開発

許可や建築確認を受けるまでは、広告等の表示を

してはいけないことになっています。

もちろん、営業マンの口頭による説明も禁止です。

次回は、「おとり広告」についてお話しします。

建築のあれこれ「分譲チラシにご用心!」

★おとり広告!?
チラシはA2サイズの大きなフルカラーで両面刷り。
表には、コンピュータ・グラフィックスで作成した

BOXタイプの住宅が3棟ならぶ完成予想図と建築

デザイナーの写真や彼の経歴まで並んでいます。

そして、裏面には標準仕様として某有名メーカーの

設備のイメージ写真が入り、結露を防ぐペアガラスを

全居室に採用とも書かれています。

「へぇ~ このグレードで土地+建物がこんな金額で

出来るんだ!一体、土地価格はいくらなんだろう?」

プランと価格に目をやると、土地面積と延床面積、

そして税込価格くらいしか出ていません。

あらためてチラシを隅々まで見ていきました。
「どうもこの表現は気になるなぁ・・・」

ペアガラスを「全居室」に・・・ということは、
浴室やトイレは、ペアガラスは使わないということ?
「これじゃ、ヒートショックなどの問題があるなぁ~」

その下には、『(財)性能保証住宅保証機構』に認定

された住宅です、というキャッチコピーがあり、

信頼のおける第三者機関である専門の検査員による

現場審査や保証の裏づけで、長期にわたる保証を

しっかりバックアップします。

安心の10年保証です、と続いていました。

信頼を得られそうな文字は並んでいるものの全然

でたらめ。住宅業界にいる人間でさえ見過ごして

しまいそうなほど、上手な表現です。

そして『分譲概要』・・・・???

建売住宅であれば『建築確認番号』の表示がある

はず。

現地の写真は、古い倉庫が建っているモノクロ。

この広告は、もしかして『宅建業法』違反?!

建築のあれこれ「欠陥住宅を考える」

なぜ欠陥住宅は起こるのか?

よく「予算がないと手抜きが起こる!」というような

ことを言われます。だからローコスト住宅はどこかで

手抜きをしているのだと・・・

思い浮かべて下さい。

仕事の能率の悪い社員や職人、あなたのまわりにも

一人や二人はいるのではないでしょうか。

が、いくら効率の良くなる道具を与えても、劇的に

変わることはありません。

じゃあお金を与えたら・・・

時間をたっぷり与えたら・・・

どうでしょうか?予算や工期の問題ではないのです。

もともと要領の悪い人、効率を考えない人は本人が

望むような条件を与えても、決していい仕事は出来

ないのです。

逆に、段取りの良い社員や本当に腕の良い職人は、

与えられた予算、納期の中で創意工夫をします。

無駄な手間を省き、きちんと納まる方法を常に考え

実行できるのです。

条件が厳しければ、知恵を働かせるのです。

「競争力」は、厳しい条件によって培えるのです。

「予算がないから・・」

そんな言い訳をした時点で、腕や実績を見ずとも、

その会社や職人の力量が自ずと知れるものです。

企業も、職人も、設計者も同じだと私は考えます。

建築のあれこれ「賢い住宅展示場の情報収集法②」

今回は、展示場での情報収集法についてのお話しです。

最近は、「見学だけ」とか表示したバッジもあるようです。
そのようなものがあれば利用して損はないでしょう。

そんな用意はなく、従来通り、来場者名簿に記名しないと

詳しい説明や詳細資料をもらえない場合は、

「建築予定:3年以上先」「住まい:分譲マンション」

「予算:1500万円」としておきましょう。

目先の業績に必至になっている営業マンは、時間のかかり

そうな客、予算のない客はほとんど相手にしません。

恐らく、郵便物で案内があるのが関の山です。

展示場ではカタログに載っていない情報こそ集めましょう。

例えば、担当者自身のクレーム事例と対応方法や、自分と

同世代の客の購入単価(坪単価ではありません) 等など

答えにくい質問をした際きちんと説明してくれる業者なら

安心できそうです。

そして、集めた情報をきちんと比較してみましょう。

そうすると展示場の豪華さに惑わされず、おぼろげながら

どこが良いのかが見えてきます。

わざわざ展示場に行くのですから、自分の知っておきたい

ポイントを絞り、ご自身の目と耳で確認して、納得のいく

住まいづくりに役立ててください。
 

建築のあれこれ「賢い住宅展示場の情報収集法①」

皆さんは、「そろそろ自分たちの家を」と考えた時にどのような

情報収集をされていますか?

住宅雑誌、チラシ広告、インターネット...

でも、大抵の方が一度は『住宅展示場』に行かれるのではないで

しょうか?

住宅展示場なら、各社が集まっているので比較検討ができるし、

実際のモデルがあるので、自分たちの「家」のイメージが掴める

だろう・・・

住宅展示場は情報の宝庫!?

住宅展示場は、多くのメーカーがモデルハウスを出展しています。

スタッフから説明を受け、少しずつイメージが湧いてきます。

そして、一巡した後、スタッフからアンケートを手渡されます。

「比較検討も出来たし、土地や資金面の情報も欲しいから名前や

連絡先くらいいいだろう・・・」

あなたは記入した時点で「個人情報」を渡してしまいました!

カタログやパンフレットをもらって、「後は自宅でじっくり検討

すればいい・・・」 そして帰路につきます。

その日の夜、

「こんばんは。○×ホームです。たまたま(?)お近くまで来まし

たので、参考となる資料をお持ちしました」

後はご想像の通り・・・

ということで、展示場では決して記名してはいけません。

住設建材メーカーのショールームでは、たとえアンケートに記入

しても、自宅まで押しかけてくる営業マンはいません。

でも、なぜか住宅展示場では営業マンが押しかけてきます。

展示場は、本来消費者が情報を集める場所であるべきなのに、

メーカー側に個人情報を集められる場になっています。

これでは本末転倒です。

次回は、展示場での情報収集法についてお話しします。

 

建築のあれこれ「請負という仕事・続き」

建築資材を購入し、職人を手配して完成お引渡しまで

請負業者と呼ばれる会社がすべて責任を持ちます。

一手に任せられるから、お金の段取りだけすればよく

なりました。業者側も基本的に「技術屋」さんなので、

お金よりも仕事の喜びが優先です。

この頃は施主からお預かりしたお金がまだ建築資材や

職人の手間賃に多く費やされていましたが徐々に変わ

ってきたのは、依頼されるのをただ待つのではなく、

営業職の人材を採用して仕事を自ら取るようになって

からです。

立派な本社ビルを建て、営業マンを大量に採用したり、

住宅展示場に次々出展していきます。

豪華なカタログや、モデルハウスなどもつくっていき

ます。施主が購入する資材のコストも職人の手間賃も、

この頃になると全く分からなくなります。結局、施主

から預かった代金の中から資材購入費と職人さんたち

の手間賃を支払い、残金で会社の利益を出すのです。

このようになってくると「残ったお金」で賄うという

よりも、「賄うお金」を確保した上で、残ったお金で

施主の家を建てるのでは?と、疑われるようになって

きませんか。だって、固定経費が膨大に掛かっている

わけですから。また、この経費を賄うために、新しい

見込み客を探す行為にお金を投資していきます。

投資できるほど、儲けているということです。

「うちの経費を賄うために、鉄筋量でも減らせ!」
「どうせ、形さえ出来れば素人には分からない!」

ごく一部かも知れませんが、こんな業者が出てきても

おかしくありません。今の家づくりは「請負業者」が

あまりにも経費を掛けすぎています。それは販促経費

だけではなく、プランを依頼され、敷地調査や間取り

・見積書作成などでも社内外に多くの人材が必要です。

しかし、例え「契約ゼロ」が続く営業マンでも、給与

だけでなく、設計や見積などお金にならない数多くの

業務サポートが必要です。そんな従業員を何人も抱え

ていたら、家の方にお金は回るでしょうか?

あなたが個人のお金で他人に買い物を頼む時、こんな

に経費が掛かる人に、内訳も分からずに任せますか?

もし、あなたが家づくりを相談する先を選定する際も、

このような「判断基準」もあることをお忘れなく!

建築のあれこれ「請負という仕事」

請負とは、仕事を完成まで引き受ける代行業です。

多くの人は「住宅は買うもの」と考えています。

確かに、マンションや建売住宅は「買い物」です。
販売会社と「売買契約」を結ぶのですから・・・

しかし、注文住宅は「買い物」ではありません。
施工会社と「請負工事契約」を結ぶからです。

では請負とは・・・材料を買ってきたあと、完成

させるまでの報酬を決め、全てを引き受ける仕事

です。住宅の場合、施主側は殆んど詳細の知識は

ありません。「ああしたい・「こうしたい」との

希望を伝えるだけ。金額に関しても、どの位用意

すればいいのかよく分からないところでしょう。

従来は、大工さんや左官屋さん等には日当として

手間賃が支払われていました。

材料は施主側が手配するか、職人さんに手配して

もらうかです。この頃は材料コストも日当も施主

自身が大まかに把握できていたので、こんな頃は、

まあ任せてもそれほど心配はなかったことでしょう。
建物の出来栄え、工事代金の使途に関しても・・・。

このような職人達が手掛けてきた家づくりの仕事を、

完成まで一手に引き受ける商売を始めるところが出て

きました。これが「請負業」と呼ばれる建設業者です。

次回に続く。

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