スタッフブログ ブログ一覧

りんどう(竜胆)2022.09.12

りんどう(竜胆)
秋に咲く花の代表的な存在でもある「りんどう」。 寒さには強いものの、暑いのは苦手で、9月から 11月に開花します。 深いブルーは、まさに秋にふさわしいものですが、 白や薄いピンクの花も好まれています。 りんどうの根は、世界各地で古くから生薬として 利用されていますが、その味が、まるで竜の...

きんえのころ2022.09.05

きんえのころ
聞き慣れない言葉かと思いますが、「きんえのころ」 とは、あの「ねこじゃらし」の名前で親しまれている えのころぐさの一種です。 えのころとは、子犬のしっぽのようだから付いた名前 だそうですが、なんとも愛らしいですね。 秋の日が金色の穂にあたり、風に揺れる野原は子ども たちの遊び場でした。 ...

ひぐらし2022.08.29

ひぐらし
まるで盛りの時期を惜しむように「カナカナ」と鳴く ひぐらしは、蝉の一種で日本各地に生息しています。 鳴き声が何んとなく物悲しいせいか、晩夏の蝉と思わ れている向きがありますが、出現は、むしろ早めで、 ニイニイ蝉とほぼ同時期の初夏から晩夏までが活動期 だそう。 夕方に鳴くということから、「...

映画「1640日の家族」2022.08.18

映画「1640日の家族」
皆さん、夏休みはどんな風に過ごされましたか? コロナ感染7波の中、予定変更を余儀なくされた方も 多くいらっしゃると思います。 私も旅行を諦め、代わりに映画「1640日の家族」 を観てきました。 里子を受け入れ幸せに暮らしていた家族に突然訪れた 別れ。 里親制度については不勉強ですが、家...

秋隣(あきとなり)2022.08.08

秋隣(あきとなり)
本来は立秋に入る前の言葉ですが、日中はまだまだ 厳しい残暑が続く8月のさなかに、時折吹く涼風や 虫の音など、ふとした瞬間に少しずつ近づく微妙な 秋の気配・・・ そんな心地の良さが感じられ、四季の変化に対する 日本人の微妙な感受性が感じられます。 近年は気候変動が激しく、極端から極端に変化...

風鈴2022.07.29

風鈴
最近では、あまり見かけることがなくなりましたが、 風鈴の高く澄んだ音色はそれだけで涼を感じるもの です。 冷房のなかった時代に、日本のムシムシして湿気の 多い夏をやり過ごすために、風鈴の音を聞くことに 涼しの風情を感じてきました。 鈴を鳴らす風そのものもイメージさせますね。 現代社会で...

ラジオ体操2022.07.22

ラジオ体操
ラジオ体操は、元々は国民の体力向上、健康の保持・ 増進を図る目的で始まったそうです。 現在では、毎朝6:30にラジオで放送されること から、夏休み中、子供たちの生活リズムが乱れない ようにすることも目的のひとつとして行われている 地域も多くあるようです。 小学生の頃を思い出しますが、ラジ...

蓮の花2022.07.15

蓮の花
蓮は、朝7時頃から午前中で花がしぼんでしまうため 夏の早朝の風物詩とされています。 その時期、名所にはカメラを抱えた人などが多く詰め かけます。 水の上で、花を凛と持ち上げるように咲く蓮の花は、 仏教では、極楽浄土に咲く花や慈悲の象徴として捉え られ、「清らかな心」といった花言葉がありま...

七夕2022.07.07

七夕
織姫と彦星が、1年に1度、七夕の日だけに会える という、ロマンテイックな星祭りの伝説。 新暦7月7日は梅雨期にあたることが多く、二人は めったに会うことができません。 一方で、旧暦7月7日は、新暦では8月。 暑い中にも秋の兆しが微かに感じられる立秋前後で、 澄んだ夜空を眺めながら、想像の...

夏越しの祓(なごしのはらえ)2022.06.30

夏越しの祓(なごしのはらえ)
夏越しの祓は、6月の風物詩として知られる神事。 1月から6月までの半年分の穢れを落とし、残りの 半年分の無病と、さまざまな災いから逃れることを 願うものです。 この時期、神社の境内には、茅(ちがや)という草で 作られた直径数メートルほどの大きな輪が立てられ、 その輪ををくぐって身を清めま...