社長ブログ

地盤にも瑕疵担保責任があるか(続きその2)

むかし堅気の職人さんがこんなことを言います。
 ・ここは地山だったから大丈夫
 ・田んぼを埋め立てたから軟弱
 ・近所はどこも問題ないからココもOK
長年現場で培ってきた経験と勘からの言葉です。
私は経験と勘を否定はしません。
でも、どんなに腕のいい職人さんであっても、
目に見えない地面の下のことがわかるわけがない。
 そして勿論、責任はとれません。
そんな経験と勘だけを頼りに建てられた家が
日本中にどれだけあることでしょう。
これから家を建てる方たちは、必ず地盤調査が
実施されるのでまずは安心です。
そこでもしも問題があれば、嫌でも補強工事を
行わなくてはなりません。
誰しも、家にかけるお金は惜しくないとの思いは
同じでも、こと地盤のことになると「安い方法で」
となってしまいます。
 その気持ちはよ~くわかります。
何事も起こらなければ、普段の生活に何の影響も
与えない“痛い”出費ですから・・・。
少しでも安くあげたいと思うのは当然のことで、
出来るだけ低コストの補強方法を選びがちです。
ただ、よく考えてみてください。
地盤が原因で起こるトラブルは、取り返しの
つかない結果を招く可能性が大なのです。
そうならない為には、信頼できる調査を依頼し、
示されたデータを理解した上で、最善の対策を
検討すべきです。
ほとんどの場合、地盤調査は、施工を任せる
ハウスメーカーや工務店など建築業者を通して
行われます。が、中には、調査結果の見方が
判らない営業マンや建築業者もいますから
注意が必要です。
地盤調査は、外部の調査専門業社に委託するのが
普通です。
そこに任せきりで建築請負会社が立ち会うことは
まずないと思います。
だからそういうことが起こるんですね。
 大手も中小も大差ないでしょう。
データの読めない業者は、調査結果を吟味もせず
提案された補強方法をそのまま施主に提示します。
建物のプロであっても地盤のプロではないという
ことです。
そんな時は決してウヤムヤにせず、調査会社の
専門家から直接説明を受けたいと申し出ましょう。
専門家から十分な説明を受ければ納得につながる
はずです。
地盤調査の費用は、その重要度からすると驚く程
格安です。
一般的な方法としての
「スウェーデン式サウンディング試験」や
「表面波探査試験」は6~7万円くらいですから、
別の調査会社を利用したり、異なる調査方法を
試してみるのもひとつの手段です。
一旦、事が起これば大損害です。
見えない部分がいかに大切であるかということを
忘れないでください。
  何事も基礎(基本)が大事です!  渡辺

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